iPhone盗難、追跡調査で転売・悪用を防げ!海外で犯人逮捕!
つい先日、私のiPhoneがバンコクで行方不明になりました。
子供が使っていたのですが、日曜日の外出中にいつのまに紛失していたのです。
当日の行動ですが、
1.朝一で子供を習い事へ連れて行く。
2.昼食を食べに行く。
3.スーパーに買い物に行く。
4.家に帰る。
iPhoneが紛失しているのに気付いたのは家に着いてからです。
子供が「パパ、iPhoneない」と言ってきたので、一緒に探しましたが見当たりません。
もう一台のモバイルフォンからiPhoneに電話してみても、どこからも着信音が聞こえてきません。
朝出かける前には充電は100%でだったので、バッテリーが無くなっているということはないはずです。
iPhoneを探すアプリ
子供に「今日どこでiPhoneを使った」と聞きましたが、使ってないと言います。
iPhoneは習い事のカバンの一番奥深くに入れていたということです。
カバンを開けたのは習い事だけなので、たぶん習い事で落としたのであろうと思いました。
習い事はその日すでに閉まっていたので、明日電話で確認するしかないな...
と思っていた矢先、
そういえば「iPhoneを探す」アプリがあることを思い出しました。
運がいいことにiPhoneと同じアカウントのiPadを所有おり、その中に「iPhoneを探す」アプリがインストールされていました。
早速立ち上げてみると、行方不明になったiPhoneが登録されているではないですか!
アイコンをタッチし見ると地図の中にiPhoneの位置が表示されました。
なんと表示された場所は、今まで一度も行ったことのない場所でした。
てっきり習い事の場所に表示されると思っていたのでビックリです!
この時はじめてiPhoneが盗まれたのではないかと疑いました。
マンションの管理人に相談!
取り合えずiPhoneがどこにあるか地図上で分かりましたが、どうしたものか...
自分で地図上の場所まで行って、見つけることができるのだろうか?
グーグルマップで場所を確認して航空写真で見てみると、その場所は一軒家でした。
マンションだと探しようがないと思いましたが、一軒家であればなんとかなるか...
しかし、家の中のどこにあるかも分からないし、勝手に家の中に入ることも出来ない...
そう考えると自分でその場所まで行ってもどうにもならないのでと思いました。
そうだ!マンションの管理人に相談してみよう!
急いで1階に下りてみると運がいいことに、マンションの管理人に会うことができました。
彼が言うには、とにかく警察に行って盗難届を出した方がいいとのこと。
そこで早速、彼のバイクに乗せてもらって警察へ向かいました。
もちろんタイなので私はノーヘルです。
警察に盗難届!
警察に着くとすぐに聞き取りが始まりました。
どこでiPhoneがなくなったのか?
今日の行動範囲は?
12時くらいはどこにいた?
iPhoneの型式や色は?
等々だいたい10分くらいの聞き取りです。
片言のタイ語で対応し何とか通じたらしく、早速調査に入ってくれました。
1.「iPhoneを探す」アプリを立ち上げる。
2.iPhoneのアイコンをタッチ。
3.画面下中央の「紛失モード」をタッチ。
4.私の携帯電話番号と「届けてくれたら1000バーツ差し上げます」を記入して送信。
5.下面下左側の「サウンドを再生」をタッチ。
1000バーツというのは警察からの助言で、それくらいであればiPhoneを届けてくれる率が高いということでした。
iPhoneを転売すれば、もちろん1000バーツより高く売れますからね。
また、悪用されるとさらに問題になるので、何としても回収したい気持ちがありました。
バンコクで犯人逮捕!
しばらくアプリ上でiPhoneの位置が移動していました。
「iPhoneを探す」アプリはとても優秀で、犯人の移動経路を確実に追跡します。
上の画像の中のオレンジの点線が追跡ラインです。
20分くらいして私の携帯に紛失したiPhoneから電話がかかってきました。
すぐさま警察官が電話に出て、
「私の友達の日本人がiPhoneをなくして困っている。申し訳ないがこちらまで届けてくれないか?」
と一般人を装って申し出たところ、
「今家にいるので、シャワーを浴びてからでいいか?」
と返事がきました。
タイの警察官!なかなかどうしてやりますね!
一時間くらい待って、ようやく犯人がやってきました。
まさか相手が警察官だとは思ってなかったようで、かなりビックリした感じでしたよ。
そのあと深夜近くまで取り調べが続きましたが、犯行の手口がはっきりしないまま私だけ解放されました。
何はともあれ、無事にiPhoneが帰ってきた!
そえにしても「iPhoneを探す」アプリ凄いですね!
感謝!感謝!です。