榎本喜八が伝説の打者とよばれる理由は?パワプロで能力を表した!

      2019/01/17

巨人軍の坂本勇人選手が、通算1500安打を到達し球団の最年少記録を塗り替えましたね。

おめでとうございます!

28歳6か月での達成というとてつもない記録ですが、実はその上を行く選手が過去に一人だけいます。

名前を榎本喜八といい、なんと27歳9か月で1500安打を達成しています。

あまり聞いたことのない名前で、戦前の選手かと思われるかもしれませんが、「神様、仏様、稲生様」で有名な西鉄ライオンズの稲生和久選手や「ノムさん」の愛称で親しまれている南海ホークスの野村克也選手とも戦ったことのある選手です。

榎本選手は早稲田実業出身で毎日オリオンズに1955年に入団し、1972年に西鉄ライオンズに移籍してそのオフに引退しています。

榎本喜八とはどのような野球選手だったのか調べてみました。

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榎本喜八が伝説の打者と呼ばれる理由は?

榎本選手は身長172cm、体重71kgと野球選手としては小柄ですが、バットを長く持ってフルスイングするタイプの打者でした。

とにかく打撃に関しては「安打製造機」と呼ばれるくらい様々な記録を打ち立てています。

特に通算安打最年少記録については、今でも1000本安打1500安打2000本安打の保持者です。ただし、日米通算すると2000本安打についてはイチロー選手に記録を更新されています。イチロー選手の30歳7ヶ月に対して榎本選手は31歳7ヶ月ということで、1年ほどイチロー選手の方が早いということです。

年間記録としても首位打者2回、最高出塁率2回、最多安打4回、新人王にベストナイン9回と数々の記録を打ち立てています。もちろんオールスターゲームにも毎年のように出場しています。

守備に関しても一塁手として数々の記録を持っていますが、人によって評価が大きく異なるようです。捕れそうもない球を無理して捕ろうとしなかったためエラーにならなかっただけ、という意見もあるようです。この辺の判断は確かに微妙ですよね。

とにかく稲生和久投手をはじめ当時対戦した投手が、野村克也選手、張本勲選手らを差し置いて対戦したくない打者No.1とコメントしていたようです。また、野村克也選手も捕手として一番対戦したくない打者だったようです。

榎本選手のバッティングの特徴としては、じっくり球を見て打つタイプで、とにかく四球デッドボールが多かったようです。これは打率がそれほど高くない年でも、出塁率は気付けば4割を超えたりするところからも明白です。選球眼が人並外れて良かったということと、スイング速度が非常に早かったことでなしえた業ということでしょうか。

王貞治選手を発掘したと高名な荒川博選手から、入団前に毎日500本素振りをするように言われてその通り実行したようです。

早稲田実業出身の「天才打者」は王貞治だけではなく榎本喜八も忘れてはいけない存在ということすね。

2016年には野球殿堂入りを果たしているので、やはり誰もが認めた選手であったということでしょう。

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榎本喜八の奇行とはなにか?

榎本選手の奇行については様々ですが、まずは野球に対して真面目で一途だったということに限るのではないでしょうか。

打撃の技術を上げるために、毎日欠かさず500本の素振りをしたり、合気道道場に通って修業をしたりと、上司から言われたことは疑問に感じず黙々と実行してくところからして、並大抵の精神力の持ち主ではないでしょう。

その辺りを含めて奇行かどうかということになると思います。

確かにキレやすい性格ということもあったのでしょうか、気に入らないことがあればバットで花瓶をたたき割ったり、猟銃で威嚇して天井に向けて発砲したりということもあったようですが。。。

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パワプロで榎本喜八の能力設定はいくらが妥当か?

パワプロとは「実況パワフルプロ野球」の略称で、コナミデジタルエンタテインメントから発売されている野球ゲームですが、中高年の皆さんもご存知ですよね。二頭身のキャラが可愛くて

このゲームシリーズの始まりは1994年で、スーパーファミコン用ソフトとして「実況パワフルプロ野球'94」が発売されました。

毎年のように新作が販売され、1995年から「実況パワフルプロ野球2」となり2008年の「実況パワフルプロ野球15」まで通し番号で続いたのち、2009年から「実況パワフルプロ野球2009」となり西暦表示に変わり最新作は「実況パワフルプロ野球2017」です。

榎本選手の能力設定値を判断するうえで、昔の動画成績を調べてみました。長打はありませんが打率としては.351が最高で、動画を見る限りではスイングスピードはかなり速いかんじです。

過去の成績や同世代の他のOB選手データと比較すると、弾道3、ミートA、パワーC、走力D、肩力E、守備力C、捕球Cくらいが妥当ではないでしょうか。

特殊能力としては安打製造機粘り打ちはもちろんのこと、榎本選手の一番の特徴は四球なので、とっておきの選球眼が必要となりますね。

いずれにしても現時点では本人の承諾は得ることができないので、客観的に判断した上での話ですが。。。

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